視座

読み:[しざ]

一言で言ってしまうと、どれだけ高いレベルで物事を見られているか、考えられているか、ということ。「視座が高い」「視座が低い」という風に使われる。

視座とは?

視座が高い=物事を俯瞰して見ることができている。思考がマクロである。

視座が低い=目の前の問題の処理に躍起になってしまっており、全体が見えていない。思考はミクロである。

例えば、今あなたが巨大な迷路の中にいるとする。視座が高いというのは、その迷路を上から見下ろしながら攻略できているような状態=最初から地図を持って臨んでいるような形になる。つまりゴールが最初からわかっているので、行動に無駄が少ない。

それに対する視座が低い人というのは、地図を持たず、迷路の中を自力で進んでいるような状態である。全体像が見えていないので、行き当たりばったりで、たくさんの行き止まりに引っかかる。行動に無駄が多く、たくさんの「想定外」に出くわすので、感情を揺さぶられやすい。

平易な言葉で言えば、「頭の良さ」に直結する大きな要素の1つである。知識量、経験値、思考力などといったものが掛け合わさり、視座が高まる。これら3要素は四座を高めるためには欠かせない。知識量があっても思考力がない人間が視座の高さを得ることは不可能である。

ビジネスを行う上では、視座は高ければ高い方がいい。が、視座の高低が開きすぎている人同士では会話が成立しない可能性がある。相手の視座の高さを理解し、柔軟に使う言語を変えてや抽象度⇔具象度を変化させられるのが、本当に「頭の良い」人間ではなかろうか。