機会費用

読み:[きかいひよう]
表記ゆれ:[opportunity cost]

機会費用(opportunity cost)とは、人間の選択行動において、ある選択を行うことで失った(得られたかもしれないが得なかった)ものの価値のこと。

概要

前提として、私たちは望むものすべてを手に入れることはできない。

ある選択的決定をする場合、選ばれなかった選択肢は犠牲となる。つまり、仮に選ばれなかった他の選択肢を選んだ場合に得られていたであろう価値もまた、犠牲になる。この価値のことを機会費用という。

機会費用の例

20歳から30歳までの10年間を遊んで過ごした。その10年間を仮にビジネスに全力で取り組んでいたら、生涯年収が3億円増えていたかもしれない。この得られたかもしれない3億円が機会費用である。

余談1

資本主義社会に生きる以上、どんな価値観で生きていようと、お金が十分にあった方が苦痛が少なく、幸福が多い人生が遅れるのは明白である。

ビジネスの経済合理性の高さを考えると、「ビジネスは大変だから、リスクがあるから辞めておこう」という考えが膨大な機会費用を生み出すことは想像に容易い。

余談2

順調に売上を伸ばし続ける起業家は機会費用に対する考え方が非常にシビアである。

機会費用が膨らむことを軽視せず、「いかに無駄なく拾いに行けるか」ということを考え、合理的・効率的に動ける起業家は、売上を伸ばしやすい。考えてみれば当たり前の話である。