正確には「顧客リスト」。メールアドレス、電話番号、住所など、あなたが一斉にメッセージを送ったり、商品のオファーをかけたりするために必要なお客さんの個人情報。
ネットビジネスの領域では特に「メールマガジンに登録してくれたメールアドレス」や、「公式LINEを友だち追加登録してくれたLINEアカウント」のことを指す場合が多い。
「メルマガのリスト」といった場合、メールマガジンに登録してくれた見込み顧客のメールアドレス集という意味になる。
リストを取るメリット
リストを取るメリットは、
- こちらが意図した順番でメッセージを遅れること
- メッセージを逃さず読んでもらえやすいこと
などが挙げられる。
もちろん顧客が複数のメールマガジンなどに登録していた場合など、あなたのメールが読んでもらえない可能性があるが、少なくとも顧客がよく開く場所(メールフォルダ、LINE)にはあなたからのメッセージが残る。
もちろん、SNSで相互フォローの関係にあれば同様に、相手のタイムラインにあなたのメッセージを残すことができるが、激流のように流れるタイムラインの中では、他者の投稿に埋もれてしまったり、集中して読んでもらえなかったりする場合がほとんどだろう。つまり、SNSのフォロワーやブログの読者をリストとは呼ばない。
リストになってくれた顧客というのは、あなたのメルマガや公式LINEにわざわざ登録してくれた人、すなわちあなた自信やあなたの商品(サービス)に少なからず興味を持ってくれた人である。
リストマーケティングやDRMの領域では、いかにリストを多く獲得し、いかにリストとの信頼関係を構築し有料顧客に育ってもらうか、ということに比重が置かれる。
昔は誇大表現や強い言葉を使ったLPでリストをバンバン獲得し、同じく誇大表現や強い言葉を使ったステップメールや公式LINEでの教育で高額商品をゴリゴリ売り抜いて荒稼ぎする強引なマーケティング(刈り取り式マーケティング)が流行ったが、安くて優良なコンテンツが世の中に多く溢れ、SNSによって情報が拡散されやすくなった現代においては、そういった顧客満足度を度外視したマーケティングでは稼ぎにくくなった。